芽キャベツはアブラナ科のお野菜で、ミニチュアキャベツのような形をしています。低カロリー、低糖質、食物繊維がやほかの栄養も豊富でダイエット中も積極的に取り入れたい食材。
- 芽キャベツってどうやって食べるの?
- 芽キャベツって体にいいの?どんな栄養が含まれる?
- おすすめのレシピは?
などといった疑問に答えていきます。この記事を読み終えたら、きっと芽キャベツが食べたくなるはず!
栄養成分
芽キャベツ100g中の主な栄養素
- カロリー 36kcal
- タンパク質 2.55g
- 脂質 0.5g
- 炭水化物 7.1g
- 食物繊維 2.6g
- ナトリウム 21㎎
- カリウム 317㎎
- マンガン 0.227㎎
- ビタミンK 140㎍
炭水化物
100gに含まれる炭水化物7.1gのうち、2.6gは食物繊維由来です。食物繊維は人間の体が消化できない炭水化物で、満腹感が得られる、コレステロールを下げる、お通じをよくする、血糖値を安定させるなどの効果があります。
GI値も低いので、血糖値を観察しなければならない方や低糖質な食事を心がけている方にもおすすめの食材です。
脂質
芽キャベツ100g中に脂質は0.5gほどしか含まれていないので、ないものとしてもよさそうです。
タンパク質
芽キャベツ100g中に含まれるたんぱく質は2.55gと、野菜の中では多い方ですが(にんじん 0.94g、玉ねぎ 0.83g、ミニトマト 0.83g等)、すべてのアミノ酸を含んでいるわけではないので、タンパク質補給として食べるには完全ではありません。いろいろな食材からタンパク質は摂取するようにしましょう。
ビタミン・ミネラル
芽キャベツは、細胞のエネルギー生産に関わるビタミンB群(ビタミンB6、ビタミンB2, 葉酸等)を含みます。目の健康や免疫機能にも大切なビタミンAも豊富です。
ビタミンCやビタミンKも豊富で、Kは血液凝固に関わりケガをしたときの止血の場面などで重要です。丈夫な骨を作るためにも必要な栄養素で、骨粗しょう症の予防にも効果が期待されています。
炭水化物、アミノ酸、コレステロールの代謝に必要となるマンガンも含まれます。
健康効果
芽キャベツ以外でも、アブラナ科は積極的に摂取したいお野菜です。
ビタミン、ミネラル、植物栄養素が豊富な芽キャベツは様々な効果を期待できます。
高い抗酸化作用
ビタミンCが豊富で、高い抗酸化作用により免疫機能の向上お助けたり、鉄分の吸収を促したり、コラーゲンの生成を促すことによる細胞の修復なども期待できます。
骨の強化
ビタミンKがいくつかのたんぱく質を活性化し骨の石灰化やターンオーバーにを促す作用があるので、芽キャベツの摂取は骨粗しょう症や骨の健康の促進にも期待されています。
治癒作用
血液凝固に関わるビタミンKが豊富なので、切り傷・擦り傷などで出血してしまった時に血が止まることを手助けしてくれます。加えてビタミンCも豊富なので、コラーゲンを生成して細胞の修復も促します。
抗炎症作用
芽キャベツはビタミンC等の抗酸化物質も豊富なのでフリーラジカルによる細胞の炎症を中和してくれる働きを持ちます。芽キャベツなどのアブラナ科の野菜には炎症を抑える働きが高く、炎症によって引き起こされる病気の予防にもつながります。
血糖値の安定
食物繊維が多いことと、GI値が低いことは血糖値を安定させる手助けをしてくれ、体重コントロールやメタボリックシンドロームの予防などに役立ちます
保存方法
マーケットでは一年中芽キャベツを扱っていますが、旬は秋から冬にかけて。
切っていない芽キャベツは冷蔵保存で3-5週間程保存できますが、数日したら劣化が始まります。もっと長期で保存したい場合は、湯がいて冷凍庫で保存しましょう。
調理の仕方
芽キャベツは、切る前に傷んだ外側の葉っぱを取り除き、流水で洗ってきれいなタオルでしっかりドライしてください。
蒸す、炒める、ロースト、など様々な調理法で食べられますし、千切りにして生でサラダで食べることもできます。
フォークでさせるくらいの柔らかさが食べごろです。
炒める場合、焦げないようにちょこちょこ裏返しながら調理しましょう。
おすすめレシピ
まとめ
私はケトジェニックダイエットをライフスタイルにしているので、本格的にケトな期間は糖質の高いお野菜(芋類、根菜類、カボチャ系など)は制限するんだけど、逆に積極的に食べるのが葉野菜とアブラナ科のお野菜。アブラナ科のお野菜ってほとんどがすごく栄養豊富で低糖質でケトジェニック中に関わらず積極的に摂りたい食品です。
芽キャベツは味がそんなに主張しないし見た目がおしゃれなので日々の生活に取り入れやすい。
ビタミンKは脂溶性なので、油と一緒に摂ると吸収が上がるよ。まだ食べたことがない方、ぜひ試してみてね。
最後まで読んでくれてありがとう~!
みぃ