お元気ですか?産後ー16㎏、みぃです。
・ダイエットをがんばってるのに全然痩せない、
・食べるのを我慢して少しやせたけど停滞してきた
・効率よく痩せたい!
こんな悩み抱えてる人、いますよね!?私もそうでした。なるべく楽に、最速で痩せたい!そういう思いで、アメリカの大学で栄養学部を卒業した筆者のみぃが一生懸命リサーチした結果、効率よく脂肪を減らす方法にたどり着いたのでシェアしたいと思います。実際私もこの方法で人生初の標準体重を達成しました。
日本でのダイエットの常識とは180度違うので驚きを隠せないかもしれませんが、最後まで読んだら納得できると思いますよ!
脂肪を減らすには脂肪を燃焼するしかない⁉
脂肪を減らすには、脂肪を燃焼するしかないんです。どういう意味?と思いますよね、解説していきますね。
人間のエネルギー源は二つ
人間は二つの栄養素をエネルギー源にすることができるんです。その二つとは何かご存知ですか?
糖質(ブドウ糖)と脂質(ケトン体)です。
人間の体はハイブリッド車のような感じで、二つの代謝システムを体に備えています。なぜか?それは食べ物にありつけない危機に直面しても、しばらくは生きていけるようにするために体に備わった機能なんです。
太古の昔、マンモスやサーベルタイガーを狩って生活していた頃は、獲物が手に入った時は食べ物があったけど、収穫がない時期もあったわけです。そうやって何日も食べ物が手に入らなくても生き延びられるように、食べ物があるときはそこから栄養を得て(糖質)、食べた分を体に蓄え(脂肪)、そして食べ物がない時はその蓄えを分解してエネルギーに変える、という事をして生きてきたわけで、体は本来そのように機能しています。
そして、糖質代謝システムと脂質代謝システムは同時には機能しません。ハイブリッド車のように、ガソリンがまだ入ってても自動的にいい場面で電気燃料に切り替えができればいいんですけど、人間の体は、体から糖質が枯渇して初めて脂質代謝に切り替わる仕組みになっています。
現代人はほぼ糖質頼り
現代人は、ほぼ糖質代謝に頼りっきりです。というのも、1日3食当たり前に食べて、何なら間食もするし夜食も食べる。便利な世の中で、お腹が空いたらコンビニで手軽に食べ物が手に入るし、いたるところに食べ物にアクセスできる環境があります。
そうすると、食べ物からの栄養が途絶えることがないんですよね。
それに加えて、手軽に入る食べ物はだいたいの場合糖質がたっぷりの食品であることが多いです。ですので、体から糖質が枯渇することがめったになく、糖質を燃料とする糖質代謝システムが全力で働いていて、脂質代謝システムは冬眠してしまっています。
ですので、現代人がエネルギーとして燃やしているものは、だいたいの場合脂質ではなく糖質という事になります。
そう、脂肪を減らしたいので脂質をエネルギーとして燃やしてしまいたいのに、私たちが燃やしているのは糖質なんです。
カロリー制限はもう古い
ダイエットの常識といえばカロリー制限ですよね。
摂取カロリー<消費カロリーにしていかないと痩せることができない、食べる量を減らすか、運動をして消費カロリーを増やすか、というのがカロリー制限ダイエットです。すごく、理にかなっているように思いませんか?これ、実は大きな間違いだったんです。
カロリー制限は代謝を下げるだけ
あなたが今、基礎代謝や運動量などすべてひっくるめて2000カロリーを一日に消費しているとします。ダイエットをしたいあなたは、痩せるために1500カロリーダイエットを始めました。
最初は順調に体重が落ちていきますよね。でもしばらくしたら体重が減らなくなってきます。
ここで、あなたの体に何が起こっているかというと、体は1500カロリーしか入ってこなくなったことに生命の危機を感じて、代謝を下げることによって帳尻を合わせ生命の維持に努めるようになるんです。
体重のセットポイントが変わっていないので、今までの体重を維持するために体は代謝を落として今まで通りをキープしようとしているんですよね。人間の体って本当に賢くて本当に複雑。
セットポイントとは
上の段落で少し触れましたが、体重にはセットポイントがあると考えられています。セットポイントとは、体のサーモスタットのようなもので、設定された体重付近に保とうとしてしまいます。
ですので、セットポイントが高いままだと、せっかく痩せてもまた元の体に戻ってしまう、これがリバウンドです。あなたの意志が弱いわけじゃなく、体の生命維持の機能で起こる現象なんですよ。
脂肪を燃焼する方法
繰り返しになりますが、脂肪を減らすには脂肪をエネルギーとして燃焼するのが一番効率が良くて最速です。どうしたら脂肪を燃焼できるのか考えていきましょう。
食べ物を食べない
マンモスの時代は、食べ物を食べる時期と食べない時期があって、食べない時期には体に蓄えてある脂肪を分解してエネルギーに変えていた、と上述しましたよね。
脂肪をエネルギーとして燃焼する一つの方法は、食べ物を食べないという事です。ファスティングや断食がこれにあたります。
一定時間食べない時間を作ることによって、脂肪を燃やしてエネルギーを得るようにシグナルが出て、糖質代謝から脂質代謝に切り替わります。だいたい12時間~16時間たべないことで、この代謝スイッチが起こるといわれています。
ファスティングなんて、すっごくハードルが高い!って思いました?ファスティングって、いろんな長さのファスティングがあって、レベルに応じて長さを変えられますし、トレーニング可能です。
今だらだらと無意識に食べてるような人は、まず間食を決まった時間に決まった量だけ食べる、それができるようになったら間食をしないで1日完全3食にする、そこから始めてみるといいですよ。一定時間食べない時間を作るというところがファスティングのポイントになってきます。最初は起きている時間のうちの2時間、3時間は食べない時間を作る、というところから始めてみませんか?
ファスティングはカロリー制限ではないのか?
ファスティングは、カロリー制限ではなく時間制限という事になります。空腹時間を一定時間保つと血糖値が低い状態が長く続くことになります。そうすることによって代謝スイッチが起こるのです。
カロリーを制限しても、頻繁に食べ物を取り入れていては血糖値が下がりきらずにこの代謝スイッチを起こすことができません。
体の中から糖質をなくす
体から糖質がなくなることで、代わりのエネルギー源である脂質に手を出すようになります。体内から糖質が枯渇するほど糖質を制限して、脂質をエネルギー源にする食事法をケトジェニックダイエットといいます。
ケトジェニックダイエットのいいところは、ファスティングと違って食べ物を食べて栄養は摂取できるのに脂質燃料に切り替えることができるところだと思っています。
糖質制限って危ないんじゃないの?って意見が飛び交いそうですね。また別の記事でも深掘りしていこうと思いますが、皆さん、必須アミノ酸と必須脂肪酸って、聞いたことがあると思います。必須というのは体内で作ることができないので、食べ物から摂取する必要があるという事です。
では、必須炭水化物、必須糖質ってきいたことありますか?実はそんなもの存在しないんです。なぜなら糖質は体内で合成できるからです。糖質じゃないものから糖質を作り出す仕組みを「糖新生」と呼びます。
ですので、糖質は3大栄養素の中で一番制限可能な栄養素という事になります。でも、やみくもに制限しないで必要に応じて入れてあげてくださいね。
ファスティング&ケトジェニック
ファスティングもケトジェニックダイエットも、血糖値を下げることでインスリンを下げて、脂肪を分解してできたケトン体をエネルギーにするというところが共通しています。その二つを組み合わせると相乗効果でとてもパワフルな脂肪燃焼ツールになるので、慣れてきたら挑戦してみることをお勧めします。
ポイントはインスリン
カロリー制限はもう古いというお話をしましたよね。入ってくるカロリーと出ていくカロリーを計算してその差額分の脂肪が燃える、という単純なお話ではないわけです。ここで視野に入れておきたいのが、ホルモン。
ホルモンは体の中の司令塔的な役割をしていて、ダイエットにもいくつものホルモンが関わってきます。
その中でも、最もダイエット成功のカギを握っているホルモンの一つに、インスリンがあります。インスリンは、血中のブドウ糖を細胞に取り込むことによって、糖をエネルギーにする、余ったものは蓄えるという働きをすることで血糖値を下げてくれます。
インスリンが高いと蓄える、インスリンが低いと燃焼するというシグナルになっていて、インスリンが高い状態では蓄えられた脂肪にアクセスすらできませんし、食べたものをどんどん蓄えてしまいます。脂肪をエネルギーに変えるという意味でも、食べたものをため込まないという意味でも、インスリンを出しすぎない食事をすることはダイエットのカギといえるでしょう。
まとめ
脂肪を減らすには、脂肪をエネルギーとして使うような食事法が一番手っ取り早いという事をお伝えしました。そのために効果的な方法が
- ファスティング
- ケトジェニックダイエット
という事ですが、どちらも正しく行うのは勉強が必要です。実際に私はケトジェニックダイエットに初めて挑戦した時は勉強不足で失敗しています。エネルギー不足のような状態で、いつもイライラして鬱っぽくなってやめてしまいました。
しかし、ちゃんと準備をしてから望んだ2回目は、体重減少だけでなくいろいろな体の不調が改善されたのを実感して、本当にこの食事法に巡り合えてよかったなと感じています。
今回ご紹介した最新の「最速で脂肪を燃やす方法」に興味がある方、私と一緒にダイエットしませんか?このウェブサイトのコメント欄や、私のSNSから、いつでもメッセージくださいね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
みぃ